四十肩・五十肩の「慢性期」の治療（対処法）について

四十肩・五十肩における「慢性期」の治療（対処法）について解説してゆきます。

「慢性期」　の治療（対処）の仕方が、四十肩・五十肩の　「回復のカギを握る」

急性期の「刺すような痛み」から、やがて炎症がおさまってきて、痛みも「鈍痛や重だるさ」に変わる慢性期での治療（対処法）が回復のカギを握ると言っても過言ではありません。

慢性期に移行してからも、「痛む事を怖がって動かす事を避けている」と、肩関節内外の癒着が進んでしまい、痛みが消えてからも腕が上がらなくなっていまうことがあるからです。

ですので、慢性期に移行したら、「運動（体操）」と「温める（冷やさない）」を積極的に行いましょう。

運動（体操）に関して言えば、「過度な体操は禁物」ですが、「過保護すぎるのも禁物」と覚えておくと良いでしょう。

上記のように、この「慢性期」を、どう治療（対処）するかが、回復のカギを握ります。　もちろん「個人差」はありますので、医師・専門家の指示のもと、正しい治療（対処）を行うように努めて下さい。

慢性期での治療（対処）の基本は、「運動（体操）療法」・「温める（温熱療法）」と、なります。

痛みと運動制限が残るものの、組織の癒着を防ぐ為に、少し積極的に運動（体操）を行いましょう。

また、慢性期には肩を温める（冷やさない）事も重要です。　「毎日の入浴」　「夜間時の保温」には、布団の肩口から冷やさないよう、市販の肩をおおうような「肩あて衣」をあてて寝るように工夫すると良いでしょう。

また、「温熱」というと、温めることばかりに考えがいってしまいますが、「冷やさない」という事が大事です。

四十肩・五十肩「慢性期」の治療（対処）の基本ｎ

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必ず、医師・専門家の指示を仰ぎましょう。