四十肩・五十肩の慢性期には温める

四十肩・五十肩の慢性期においての温め方について解説してゆきます。

痛みが軽くなった四十肩・五十肩の「慢性期」、この時期は、肩を温めることが大事になってきます。

病院でもホットパックなどを用いての温熱療法が取り入られますが、毎日の入浴などのセルフケアも行いましょう。

また、温熱という言葉から、どうしても「温める」事ばかりのイメージしてしまいがちですが、「保温」「肩を冷やさない」ことがとても重要です。

肩まわりを温めるには、こりや筋肉をほぐす効果とともに、精神的なリラックス効果もある「お風呂」が良いでですね。

ここでは、四十肩・五十肩の慢性期におけるセルフケアとして、家庭で出来る色々を紹介してゆきます。どれも気軽に出来るものですので、適宜取り入れてみて下さい。

お風呂	使い捨てカイロ	シャワー	蒸しタオル

ぬるめのお湯（38～40度）にゆっくりと。ただし、高血圧・心疾患の人の長湯は注意が必要です。　また、のぼせやすい人も注意してください。	温度もほどほどですし、いつでもどこでも使えるのでオススメ。ただし、低温やけどをおこす危険があるので、シャツの上から貼ったり、ハンカチにくるんで使うなど、直接肌に触れないように。	湯船の温度より、気持ち熱め（40～42度）で、打たせ湯のような感じで行うのがポイント。	お湯で絞ったタオルをビニール袋に入れ、乾いたタオルの上から乗せます。直接タオルをあてる場合は、温めた後に水分をキチンとふき取り肩を冷やさないように。お湯を絞るときやけどに注意。

ドライヤー	注意！このページで紹介した方法を行うときは、やけど・低温やけどなどに十分注意して行って下さい。お風呂やシャワーもご自分の体調・持病にあわせて行うこと。

近づけすぎてやけどしないよう注意して、ドライヤーを回すように動かし温風をあてます。